40になりました

先日誕生日を迎え、40歳になりました。
不惑と言われていますが、まだまだ色々迷っています。これからも精進しないと、ということでこのところたくさんの人に会って刺激を受けまくっています。

 

高知の山下一穂さんの講演、畑丸ごと堆肥化を実践して素晴らしい野菜を作っている方です。
公演後は大好きなお酒を飲みながら色々とお話ができました。後日談ですが、先日山下さんが急逝されたと聞いたときは驚きました。一度話を聞いてみたかった、と思っていたけどあれが最初で最後なんて悲しすぎます。とても魅力的な方でした。

そして久しぶりに師匠の橋本さんのところへ、堆肥作りのこと、農法のこと、生き方のこと。色々じっくり話しができました、やっぱり僕には完熟堆肥作りが腑に落ちる。これからも高品質堆肥づくりを頑張ろうと思います。それにしてもこの堆肥舎はやっぱりすごい!もやしもん(マンガ)だったら微生物が渦巻いているような環境です。

二日後には御嵩町で農家をやっている同年の永谷さんのところへ。ここは毎年アジア学院という外国から有機農業を学びにきている学生さんのツアーが訪れます。(永谷さんはアジア学院の元スタッフでした)写真は圃場にて、学生さんは主にアジア、アフリカなどの途上国からの方が多く、帰国後の有機農業のリーダーとなる人材育成が目標とのことです。

自己紹介の時に生ごみの堆肥化について少し話させてもらいました、途上国ではゴミの原料と高品質堆肥づくりができる素晴らしいソリューションだと思うので、広がってほしい技術です。ちなみに師匠の橋本先生はネパール、ボリビアなど海外での生ごみ堆肥化事業の指導もやっています。

そして御嵩町の帰りは期待していた落ち葉拾い、やっぱりすごかった。白川町の半分の時間で落ち葉が集まる!こういうところが近くにあれば。。。2時間は遠すぎるな〜。

落ち葉集め、今年は20立米が目標ですがまだ12立米くらいしか集まっていません。一年でこの時期しか集められないから頑張らないと。

そして水曜、以前から興味があったBLOF理論の勉強会に参加。BLOFは科学的な土壌診断と必要養分を施肥することで高収量をあげる理論です。理論的には有機農業は慣行(農薬・化学肥料使用)に比べて1.4倍の収量があるらしいです!あまりにもうちの状況とは違いすぎる。。。でも理論的には確かに可能な話だと思いました。うちの堆肥もいいものができれば、これが可能になるんじゃないかな?来年から色々試みようと思っているので楽しみです。
小祝先生は怖い人とかってに(?)イメージしてたのですが、全然そんなことありませんでした。そして堆肥づくりについての考え方は目指すところがちょっと違いますが、とても参考になりました。

ということで怒涛の一週間、刺激が多すぎて頭がパンパンです(笑)。

畑の状況がそれに伴ってないのが残念ですが。。。今年は曇天続きの後の厳しい寒さで野菜ボックスの収量も早そうです。

そして昨日、久しぶりに家族で岩登り。やっぱりこういう軸もぶれずに持っていたいところです。

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