幼少期から土の魅力に取り憑かれ、農学部、種苗会社を経て農業を支える仕事に就くも、「もっと土にまみれて生きたい」と思い、2015年に岐阜県白川町へ移住して有機農業と、オカラやモミガラなどの未利用資源を使った堆肥づくりを始めました。

なぜこんなにも土に惹かれるのか?

それは多分、湿った土の柔らかな匂い、握った時の柔らかさ、温もりが、そこにいる生きものを感じさせてくれるから。
人は一人で生きてるんじゃなくて、たくさんの生物が介在して生かされてることを土は教えてくれるからかもしれない。

そんな土の魅力を伝えるために、2020年から「堆肥の学校」を通して人材育成を進めています。
また、農家以外にもこの魅力を伝えるためにSNSや、ポッドキャスト「小農ラジオ」で発信しています。

今これを見ている画面との間にも無数にいる微生物たち、彼ら無くして人間が生きることはできません。


微生物が発酵して作る「堆肥」の熱は70℃にもおよび、ダイレクトにその存在を感じさせてくれるエネルギーがあります。
多くの人にこの感動を伝えるために、堆肥の技術を身近なものにする事も目標の一つです。

五段農園
代表 高谷裕一郎


[堆肥のこだわり]
2016年 「コンポスト学校」(橋本力男先生)卒業
2017年 堆肥舎1号棟完成、完熟堆肥生産
2018年 有機培養土「けんど君」、有機栽培苗/接木の販売開始
2020年 堆肥舎2号棟完成「堆肥の学校」開始

[講師歴・予定]
フィリピン・ネグロス島 有機農業講師派遣( NGOイカオ・アコ)
OKBグリーン講座
社会福祉法人「陶都会」農業アドバイザー
なごや環境大学・オーガニック講座
NPO法人有機農業参入促進協議会セミナー講師(2022年11月)
茶源郷和束ビジネスカレッジ2022講師(2022年12月)