無肥料自然栽培勉強会

二日間自然栽培の勉強会に出席してきました。

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22人の発表と3時間のファシリテーション。
久しぶりに脳みそフル回転で刺激受けまくりの一日でした 🙄  

農業を始めるに当たって目指したのは農薬を使わない栽培、「有機農法」でしたが、研修先で「自然栽培」というのを知りました。
自然農法はざっくりというと農薬だけでは無く肥料(堆肥)も使わないという栽培方法です  😯  これに対して通常の農薬を使った栽培が「慣行農法」、堆肥(豚糞とか)を使うのが「有機農法」です。
どうやらまだあまり認知されていない農法のようですが、考えてみると野山に生える草木、耕作放棄地に生える雑草は肥料を与えていないわけで本来野菜・米も植物の持つ力だけで生きていくことが出来る、はず?なのかもしれない。。。です。
とは言えこれまで大学、種苗会社で学んできたこととあまりにも違いすぎて最初は全然理解できませんでした。

これまでの公式:土壌(初期を肥料ゼロとする)+化学肥料(1.2)−植物が利用(1)=土壌(+0.2)

ちょっと残るくらい?と思っていたのですが、自然栽培はこの投入を緑肥のみに頼るという物です。でも緑肥の肥料分を毎回投入できるわけでもないと思うので

つまり:土壌(同ゼロ)+緑肥(+0.2とする)−植物が利用(1)=土壌(−0.8)じゃないの? 🙄 

数値化なんて出来ない、あくまでイメージですが。間違いなく養分不足しそうな気が...

ですが「自然栽培で作ったキュウリは有機栽培で作ったのと全然味が違う!」というのを聞いて興味を持っていました。自然栽培で育った野菜は慣行や有機に比べて色が薄くて味もさっぱりしているそうです。これは植物の体を作っている窒素(N)が少ないため、小ぶりでもがっちりした物になるからと言うことです。硝酸態窒素も減らせるし良いことづくし。今年は研修先から分けて貰って色々食べるのが楽しみです 😛 

今回の勉強会は自然栽培とはいかなる物かを知るべく参加させて貰ったのですが、ものすごーく内容が濃くてすっかり洗脳wされてしまいました。ただ難しい面も多く、土壌(状態と微生物)が栽培に向いた環境になるまで時間がかかるし、残っている肥料の影響があったり人知を越えた部分が沢山あるようです。
後日書きますが、僕が借りる予定の土地は排水不良、大量の石と多くの問題を抱えています。自然栽培が可能か?それ以前の問題なのか?分かりませんがトライしたいと思っています。

色々な農家の話を聞いていたら凄いモチベーションが上がってきた!早く畑仕事がしたい 👿 

 

 

無肥料自然栽培勉強会” に対して4件のコメントがあります。

  1. Masa より:

    頑張ってるね。最近、耕さないで育てる不耕起農業っていやつに興味持ったけど、無肥料農業も奥が深そう。俺も畑持てるように動かないと。
    ところで、借りる土地に大量の石とあるけど、どんな石?角がない玉石かな?

    1. ユウイチ より:

      久しぶり、NZは夏か羨ましいよ。横浜は今シーズン初の雪、さみーよ。
      自然農法にも色々あって、不耕起でやる人もいるらしい。草の管理が遅れると大変なことになってしまうらしいんだけど大きな機械もいらないので楽という話だけどね。
      畑の石はなんていう種類なんだろう?近くにあるボルダーエリアのと似てるよ、角はあって表面が粗い感じだね。次のブログに写真を載せるよ

  2. 久保田剛史 より:

    こんにちは〜

    Blogアップ楽しみにしてますね〜★
    そして
    初出荷も楽しみにしてます〜★

    1. ユウイチ より:

      久保田先生、お久しぶりです!見てたんですね〜
      初出荷は2016年の5月!?目指して頑張ります(^^)/

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