愛農かまど作り 2日目

二日目、今日の目標は7段目から9段目です。
昨日はほとんど平積みばかりだったけど今日は一番重要で難しい鍋を置く部分の作成になります。

DSCF2296まずは竃のオーブン部分の天井になる部分を作成、ドラム缶をサンダーで切り取ります。すごい音

DSCF2299タイプライターのように見えますがレンガを丸く加工しているところです、グラインダーで縦横に線を入れて、タガネで割っていきます。一気にやるとバカっと割れてしまうので注意。今回は他にも差し金、スコヤ、コテなどいろいろな道具の使い方も覚えれました。

DSCF2303だいぶ竃っぽくなってきた感じ。この「愛農かまど」の特徴の一つはオーブンがあることだそうです(これまで生で竃を見たことがないから知らなかったけど)。愛農かまどの設計には料理士人も関わったらしく、要望があったオーブンを組み込んだ珍しい設計だそうです。
左の木枠で囲ってある部分が焚き口になります。

DSCF2304オーブン内部。左側の焚き口から熱が伝わってきます。
使用するときはここにバーを渡して鉄板の上で焼きます、また焚き口に溜まった灰がここに溜まります。

DSCF2305さて。。。
遊んでいるわけではありません。これは粘土です、オーブンの鉄板の上は粘土を敷き詰めるのでその準備で子供達に粘土をこねてもらったやつです、カッパドキアみたいにも見えます。子供達楽しそうだったな〜。

DSCF2307そしてついにお目見えしたこの木型、これこそが愛農かまどの肝であります。これを埋めながらレンガとモルタルを詰めて鍋の丸い空間を作り出します、埋めた後で木型を取り出せるようにパズルのピースのようになっています。この木型は野呂先生が竃の師匠から引き継いで使っている貴重な品とのことです、なんとその師匠近隣の住宅に合計400基以上の竃を設置したとか!歴史を感じさせる物でした。

DSCF2315そして二つの木型を設置、左がメイン、右が予熱用の鍋置き場になります。
右側の下の黄土色は粘土で、その下の竃の保温に役立っています。なお、一番気味の小さな穴は追いだき用の焚き口です。

DSCF2314目標の9段目まで進みました、なかなか順調とのことです。明日完成予定!

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