<堆肥舎改築プロジェクトへの出資協力募集>

この度、堆肥生産量を大幅に増やすべく堆肥舎の工事及び設備を導入することになりました。

<費用>   改築工事費:200万円
            ホイルローダー:100万円 

トータルで300万円程度の費用を見込んでいます。そこでこの一部をご賛同いただける方に出資していただきたいと思いOrganic Compost Funding:堆肥舎ファンディングを立ち上げました。

<目標金額> 150万円

このプロジェクトについての思いと、計画についてお読みいただき、
賛同いただける方は下記からリターンを選んで出資をお願いしたいと思っています!

1. 培養土  
2.野菜セット
      3.ワークショップチケット

(出資についての詳細は一番下をごらんください)

 詳細についてはチラシも準備しています、こちらでPDF版をご覧になれます。

五段農園が考える「育土堆肥」

農薬や化学肥料を使わない有機栽培では病害虫や生育不良などの問題が発生します。
これは土壌微生物の多様性が少ないことが原因と考えます。

化成肥料はもちろんのこと、家畜フンなどの単一資材から作られた堆肥は土壌中の微生物層が単純になり、環境の変化に対する干渉能力が低下してしまいます。また、十分に発酵・熟成されていない堆肥の施与は逆に病虫害を呼ぶ可能性もあります。

そこで五段農園では堆肥・育土研究所の橋本力男先生のメソッドを元に、温度・phなど科学的な指標と臭覚・視覚などの五感を使った管理でしっかり発酵・完熟した高品質の堆肥づくりをしています。

 

目指すのは「堆肥もいらない畑」

しかしながらこの堆肥の目指すところは「堆肥を使わなくてもいい畑」です。土壌中の微生物層が増え、自然の内部循環だけで「自給自足」できる畑になれば一切の投入が不要になる、というのは言い過ぎかもしれませんが、そんな育土のお手伝いをする堆肥作りをしています。

 

苗半作

苗がよければ半分成功!
果菜類(トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなど)の苗、有機栽培の時ってどうしていますか?ホームセンターの苗購入?購入した培養土で種まきして自分で苗作り?
残念ながら現状の選択肢のほとんどは化成肥料を含んだ培養土になります。
これから育てる畑には化成肥料が入っていないのに苗は化成肥料&農薬育ち。
箱入り娘が世間の荒波に立ち向かっていくのは大変です。

自分の畑を始めたとし、1番の悩みは培養土でした。市販の化成肥料入りは使いたくない。
有機農業では落ち葉や刈り草を積んで長時間おくことで分解した土を使う方もいるのですが、新規就農者にはもちろん不可能。。。そんな時偶然に堆肥の橋本力男先生との出会いがありました。ちょっと話が逸れましたね。

五段農園では4種類の堆肥をミックス、保水性、通気性改善のための資材を組み合わせた培養土を作っています。発芽してすぐに微生物がたくさんいる環境に根を広げ、肥料分も甘やかさず・いじけさせずのバランスで育ったタフな苗は荒波に負けず逞しく育ってくれます。

 

堆肥舎改築プロジェクト

前置きが長くなりましたが、五段農園では上記のような堆肥・培養土作りを拡大するために堆肥舎を改築することにしました。

堆肥舎は平飼いの鶏舎を利用しています。

コンクリートの床が貼ってあり、屋根があります。しかも部屋が細かく区切られていて堆肥づくりには最高の環境です。しかしながら基本的に堆肥の仕込み・切り返しは人力。2立米(2㎡)位の堆肥を作るとなるとスコップでの切り返しに約1.5時間かかります。3種類の堆肥を仕込んで、週一回切り返すとなると二日に一回は切り返しです、冬もまったく寒くありませんでした。でもこの量、結構少ないです。培養土にしたり、畑に使うとあっという間になくなる量です。

手前味噌ではありますが、できた堆肥、特に培養土は本当に良い苗ができました。
この培養土をもっとたくさんの人に使って欲しい、入り口(苗作り)でつまずくことなもっと有機農業のハードルを下げたいという思いもあって増産体制をとることを決めました。

具体的には(一番上の写真がわかりやすいです)、半分屋根をとって、ブロックので各部屋を仕切り、ホイルローダーを使って堆肥作りをします。生産量はこれまでの10倍以上に増えます。

 

<出資について>
出資は3種類から選べます。

1. 培養土 1,000円〜1,100円/口
2. 野菜セット 3,000円
3. ワークショップチケット 3,000円

〜詳細〜
1. 培養土:上記の培養土になりますが、受け取り年度によって価格が異なります。

2018年1月受け取り:1,100円/20L (限定500袋)
2019年1月受け取り:1,000円/20L (制限なし)
(※通常価格:1,200円/20L予定)

仕込みに約一年かかるため、来年度使えるのは500袋になります(先着順)。2019年度分は改築後の堆肥舎で仕込みます。堆肥は仕込み量が多いほど安定して、高品質のものになります!割安になっておりますので、ご予約いただけると嬉しいです。

2. 野菜セット:季節の野菜詰め合わせになります。トマトなどの夏野菜ボックス、しいたけボックスなどになります。申し訳有りませんが、品目・発送時期はこちらで決めさせていただきます(事前連絡します)。おひとり様一口まで申し込み可能です。

3. ワークショップチケット:踏み込み温床作り、堆肥作りなど堆肥関係のワークショップを色々開催する予定です!農業・里山暮らし体験WSもあります。詳細はHP、Facebookにて公開いたします。

<申し込み方法>

1) 出資コースと次の項目をメールかFaxにておしらせください。
 ①名前 ②住所 ③電話番号(携帯電話も)
 ※培養土は2018年/2019年、どちらの受け取り希望かも記入ください。

2) 折り返し、こちらから支払先などの情報をおしらせします。

3) 振込確認後、予約番号入りの受注確認書を送ります。

Fax: 0574-80-0050
メール:tky@5dan-farm.com

培養土の配送については後日詳細をお知らせします。

不明な点があれば、メールにてお問い合わせください。
ご協力よろしくお願い致します!