五段農園

温床について考える


就農にあたってハウスを作ったのですが、春先の低温期に温度が必要な苗の育苗のために温床(おんしょう)を作ることにしました。ピーマン、ナス、トマト、メロンなんかの果菜類は発芽のために25度くらいの地温が必要なのですが、4月ごろの夜温は低いのでハウスだけでは苗が出来ないのです。

温床には二種類あります。
1.微生物の発酵を利用した踏み込み温床:ワラとか落ち葉を微生物が分解(低分子化)する時に発生する熱を利用します。踏み込むことで酸素を減らして長時間発熱するエコな技術。
イイとこ:無料、湿度もキープ、分解が終わった落ち葉などが堆肥として使える
残念なとこ:失敗するかも、、、大量の材料が必要、勘に頼るところが多い(イメージ)

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写真は橋本先生の踏み込み温床、あったかくてシットリして気持ちがイイ。寝れそう 😀 

2.電気を使った電熱温床:電熱線を使って地面を温める方法。
イイとこ:安定、簡単
残念なとこ:有料、乾燥する

んー、有機農家なら迷わず1番というところですが実は2番を選択しました。というのも農業には「苗半作」という言葉があるように苗がうまくできれば栽培は半分成功!みたいなところがあります。踏み込み温床だと温度が上がらなくて苗づくり失敗した時のダメージが大きすぎる。。。そのうちやってみようとは思ってましたんですけどね 🙄 

せっかくなので電熱温床を作ってる様子を。

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既出ですが必要なのは農電ケーブルという電熱線と温度制御をするサーモ。

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地面を掘ってなるべく平らにします。

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温度安定と電気代節約のために断熱材を敷きます。

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電熱線を張ります。外側の方が冷気が入って温度が下がりやすいので間隔を狭く、内側は広くします。

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埋めもどしたらまた平らにします。タンパー大活躍!
ちなみに電熱線を引いた後は上から踏むと断線する恐れがあるので橋を渡して作業します、メチャクチャいい筋トレになります。クライミング以外で筋肉痛になったの久しぶり。

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木枠で囲います。あと土だと平面にうまくならせなかったので悩んだ末コンクリート用の砂を詰めました。地面がガタガタだと温度がうまく伝わらないし水のムラも出るので。

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完成、最後にここに防草シートを引く予定。

割と簡単なんですが15cmの穴を掘るのが大変でした、残土って困るね。。。ハウスの縁が低いところがあったのでそこに詰めて誤魔化しました。

・・・・・

その後堆肥の講習を受けたときに失敗のない「改良踏み込み温床」の話を聞いて現物を見て

やるぞーーーー!

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まさかの35cm!
側面を見るとはっきり地質が違ってて面白い、右にゴロゴロと石があるのがわかりますか?どうやらここは以前田んぼだったようです。

踏み込み温床作りについてはそのうち書こうと思います。

来週踏み込み予定なので興味がある人は連絡くださいな。

2 thoughts on “温床について考える

  1. 田中浩子

    こんにちは!加子母の田中です。

    がんばってみえますね!さすがです。

    私たちも苗作りが本番です。また加子母の方へ来たときは寄ってくださいねー。

    1. ユウイチ Post author

      田中さんこんばんは。
      育苗忙しい時期でしょうね!いろいろ聞きたいこともあるので今度伺いたいと思っていました。
      宜しくお願いします!

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