ハウス作り <水平レベル調整>

なかなかハウス作りに集中できないので作業が細切れです。

今日はハウスの高さを揃えるための水平レベルの調整をやります。水盛というパスカルの原理を使った方法でやることにしました。

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絵が。。。
ペットボトルに入れた水の水位とチューブの先の水の高さが一緒になるので、これを基準にアーチパイプにつけた印に合わせていきます。前回の印はアーチの下端から85cmの所につけたので85-35(埋設部分)=50cmくらいの高さで水位を調整して水糸をはります。水糸はナイロンでできていてかなり丈夫なのでピンピンにはってたるみがないようにします。この時水糸をとめる柱はパイプではなく木の杭にした方が微調整がしやすい。

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仮につけてみたところ。木の杭が短かったのでやりなおし。。。
と書いていますが、実は問題が。近所のコメリ(といっても40分かかる)には15mのチューブ在庫がピンクの外径4mmしかなかったのですがこれが使いづらい!やはりもっと太くて透明のものにすべきだった。水位が安定するのに時間がかかるしピンクは微妙に見づらい。

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それでもなんとか水糸を張ったところ、一応真ん中にたるみ防止のためにもう一本支柱を入れたけど必要なかったかんじ。水盛の水はハウスの真ん中にセットするといいです。地面のところにパイプが置いてありますが、これがアーチパイプが沈下するのを防止するパイプ。

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今回は上図のように通しのパイプは5本入ります、数字は入れる順番。
1: 沈下防止
2:肩パイプ(絵の位置よりちょっと下ですね)
3:峰パイプ
4:クロス補強用パイプ(後述)

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順番前後しますがパイプの準備です、一本が5.5mなので5本連結します。5.5 x 5 = 27.5m
全部並べて接続したらジョイント部はドリルスクリューで留めます。

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これをやらないと後でパイプが外れたり、マーキングした位置がパイプが回って見えなくなったり、ジョイントの深さが変わってマークがずれたり、、、いろいろ面倒なことになるので必須の作業です。スクリューは5x16という規格。

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続いて並べたパイプに50cm毎に印をつけます。垂直に線が引けるように簡単な治具を作ってマーキング。

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沈下防止パイプを置いたらパイプバンド(クロスにバンドをとめるワイヤー)の片方をかけてパイプを上げ下げしながら水糸とマークを合わせます。

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どうしても入らない時はパイプカッターで切断。グラインダーも持ってるんだけどポケットに入れて歩けるパイプカッターの方が便利、一本1分で切れます。

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高さまでバッチリ合わせたら沈下防止のパイプを足で踏んで地面にしっかり接地させてからパイプバンドを両方留めます。この時左右のズレがあれば金槌で叩いて間隔50cmをきっかり合わせます。僕は横方向については楯パイプの右ヅラとマークが合うように調整しました。

この工程、地味に面倒ですが足元はとても重要なので横着せずしっかりやったほうがいいと思います。とはいえ水盛で時間がかかって今日は片足分しかできなくてがっかり。なんでもそうだけど、事前の準備って大事ですね。

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